9月20日サロン報告

片づけ対話 コミュニケーション・クリアイリスト

2011年09月26日 15:06


こんにちは、片づけ対話の後藤です。
9月は9日にイベント「自分も相手も大事にするコミュニケーション講座」を開催したのですが
毎月定例のサロンも通常通り第三火曜日の9月20日に開催しました。
ただ、超大型台風静岡直撃の前日であったため、この日から既に天気は荒れ模様・・・
そのため参加者が4人と通常の半分以下となってしましたが、
人数が少なかった分、先日のイベントの感想などをじっくり話し合えました。

ある人はイベントで配布された資料をその夜旦那さんに見せて
二人でこれからのコミュニケーションの仕方や家族のあり方を語り合ったそうです。
大変素晴らしいですね。
そのほかにも自分の物事の捉え方が変わってきて、相手が期待していた行動をしてくれなかったとしても
「自分の伝え方が悪かったかも」と思えるようになって、腹が立たなくなったという人もいました。


今回のイベントで学んだアサーティブコミュニケーションでは
自分の気持ちを伝えることにとても重点を置いています。
例えば
子どもや夫に頼んでおいた片づけをやってもらえなかったとした場合も
「何でやってくれなかったの」と頭ごなしにその結果を非難するのでなく
「やってもらえなくて私はがっかりした」
「私の話を聞いていてもらえなかったと思うと悲しい」というように
まず自分の気持ちを伝えるのです。

相手も頼まれたことをしていないのには
ひょっとしてそれなりの理由があるかもしれませんし、
何よりもを頭ごなしに非難されたらカッとなり、
喧嘩になって余計話がこじれてしまうかもしれません。
でもだからと言って、自分の思いを飲み込んでつたえなければ、
気持ちもおさまらないでしょうし、何よりも自分を大切できていません。
アサーティブは自分も相手も同時に大事にするコミュニケーション法です。

ですから、結果や事実に対してどういう判断を下すのでなく
まず、自分の今の思いを率直に伝えるのです。
これによって、自分の気持ちも落ち着けますし
相手も頭ごなしに非難されるより冷静にこちらの気持ちを受け取ってくれるでしょう。

というわけで、アサーティブコミュニケーションのエッセンスを
今回少しご紹介しましたので、ぜひコレを読まれた方も生かしてくださいね。

余談ですが
整理収納アドバイザーとして片づけの悩みの相談を日々受けている私が思うに、
自分の気持ちを大事にする、つまり自分に向き合うというのは
片づけの上で重要なこと
だと思います。
片付かないことでどんな気持ちなのか、何にこまっているのか
片づけをしてどういう風になりたいのか
そういうことをじっくり考えないで
いきなり片づけ作業を始めたり、他人の成功例をただ真似てもうまくいきません。
目指す方向性によって具体的な片づけや収納の方法も異なるのです。
このことについてはまたいつか記事にしたいと思っていますが
今日のところはこの辺で。

次回の片づけ対話サロン
日時:10月18日(火)10:00~12:00

会場:富士市本市場のフィランセ西館3階 団体研修室
参加費:年会費2千円、お試しなどの単発参加300円
託児はありませんが、子連れの参加は認めています。
興味のある人はご連絡ください。
後藤090-2772-9017

関連記事